『夢をかなえるゾウ』は累計発行部数400万部越えの超人気書籍です。
著者:水野敬也さん
どんな人におすすめ?
- 夢に向かって頑張っている人
- これから目標を設定したい人
- いつも中途半端で逃げ出してしまう人
こんな方々に向けて当記事では、わかりやすく内容を紹介します。
ちなみにこの本、めちゃくちゃ面白いです。
ストーリー調で構成されており、ガネーシャのフランクな関西弁も相まって、読書が苦手な方でもスラスラ読み進められます。
あらすじ
成功者に憧れる凡人サラリーマン
どこにでもいる平凡なサラリーマンがある日、先輩に誘われセレブが集まるパーティに参加する。
そこには、実業家やテレビタレント、モデルやグラビアアイドルなど数々の著名人の姿が。
そんな今まで踏み入れたことのない華やかな空間で、誰にも話しかけられず、ただ立ち尽くした…
帰宅後、悔しさから涙を流し『絶対に変わってやる』と誓う。
すると翌朝、『ガネーシャ』と名乗るゾウの姿をした神様が男の前に現れ、成功のための29の課題を次々と出題していく。
半信半疑だった男が渋々ガネーシャの課題をクリアしていくと、次第に変化が….
主人公、凡人サラリーマンの特徴
- 成功に『近道』があると思い込んでいる
- 人の意見を聞かず、言い訳ばかりする
- 結局、行動しない
成功者になる人とは?
凡人サラリーマンの『逆』の行動を取れる人
本書では、主人公である凡人サラリーマンが、次々と課題を出題するガネーシャに対し、文句と言い訳を繰り返します。
ひたすらに御宅を並べ、『実行しない理由』を巧みに生み出します。
つまり、主人公の『逆』の思考を持ち、行動できる人が成功者の卵と言えるのではないでしょうか。
ガネーシャが出す課題とは?
ガネーシャの課題 (10個抜粋)
- 靴を磨く
- 商売道具を丁寧に扱うということ
:成功者は細部にまで目を配り、仕事の質を向上する
- 商売道具を丁寧に扱うということ
- トイレを掃除する
- 人がやりたがらない仕事を率先してやる
:自己犠牲にこそ商売の本質があり、言われていないが大切なことを実践する
- 人がやりたがらない仕事を率先してやる
- 人が欲しているのものを先取りする
- 人は常に何かを欲している
:人の行動ををよく見て『何が欲しい』かを分析し、与える
- 人は常に何かを欲している
- 人を笑わせる
- サービス精神を持って、プラスアルファを生み出す
:サービスを向上できる人は、常にプラスアルファを考えている
- サービス精神を持って、プラスアルファを生み出す
- 人のいいところを褒める
- 人を褒め、認めればしだいに人が集まって協力してくれるだろう
:人のいいところを見つけ、とことんマネすれば自分のスキルも向上する
- 人を褒め、認めればしだいに人が集まって協力してくれるだろう
- 自分が得意なことを人に聞く
- 自分の『好きなこと』はわかっていても『得意なこと』は意外と気付けない
:自分の得意なことを人に聞いて、理解し、とことん伸ばす
- 自分の『好きなこと』はわかっていても『得意なこと』は意外と気付けない
- 環境を作る
- 人の意思はとても弱く、変えることは難しい
:何が自分の夢に『本当に必要か』を整理し、集中できる環境を作る
- 人の意思はとても弱く、変えることは難しい
- 夢を楽しく想像する
- 夢は想像した時、ワクワクする必要がある
:挫折した時、夢をもう一度振り返ってワクワクできなければモチベーションは保てない
- 夢は想像した時、ワクワクする必要がある
- 夢を語る
- 自分の夢を聞くのが『楽しい』と思える夢を持って語ろう
:共感してくれる人や協力してくれる人、応援してくれる人が必ず現れる
- 自分の夢を聞くのが『楽しい』と思える夢を持って語ろう
- 応募する
- やらずに後悔していることや、後回しにしていることを考えて実行する
:まず手を挙げて、実践し、自分の才能や得意なことをたくさん発見する
- やらずに後悔していることや、後回しにしていることを考えて実行する
まとめ&感想
まとめ
主人公は数々の課題を実行しながら『成功』への一歩を踏み出します。
世界の成功者たちは、ほんの小さな仕事や努力を積み重ねて大きな成功をおさめていきました。
『成功は1日にしてならず』、何度も失敗して自分の得意を見つけ、人に応援してもらえる夢を持とう。
感想
冒頭でもお伝えしましたが、とにかく読みやすく面白いです。
ガネーシャの課題は無理難題ではなく、どれも今日から実践できるようなものばかりなのが印象的です。私自身も何度も読み返して、日々の生活に取り込んでいます。
『夢をかなえるゾウ』に出会って、課題を実践するようになってから、次のような変化がありました。
- 夢が前より明確になり、モチベーションが上がった
- 人に感謝されるようになった
- 毎日がワクワクし楽しくなった
この本は、自分の夢に対する『解像度』を上げてくれます。
この本に出会う前は、自分の夢や目標に対して漠然と考えており、私も主人公のような『凡人サラリーマン』でした。
しかし、この本を読んでからは、『本当は何がしたかったんだろう?』『自分は何が得意なんだろう?』と自分と向き合う時間が増えました。
また、人のいいところを積極的に発見し、褒めて、自分のものにしようと日々頑張っています。
家庭や職場、私生活の中で小さなことでも吸収できることがたくさんある事に気づきました。
その結果、家庭内での雰囲気は良くなり、職場では以前より頼りにされるようになりました。
『夢をかなえるゾウ』はあなたの今最も欲しい本かもしれません。
本記事ではガネーシャの課題29個のうち、10個を抜粋しております。
本書ではまだまだガネーシャの課題があり、どれもエクサイティングな内容となっております。
本記事を読んだ上で、本書『夢をかなえるゾウ』に移って頂くと理解が深まってやる気がみなぎってくると思います。
ぜひあなたも、ガネーシャの課題に取り組み、『成功者行きのバス』に乗り込んでみてください。
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